【仕事術】マルチタスクで頭が真っ白になる人へ。HSPが「シングルタスク」で生産性を爆上げする、脳をだます「集中」の作り方
こんにちは!心理学系ブロガーの管理人です。
あなたはこんな事がありませんか?
「あ、チャットの通知が来た」
「部長に呼ばれてる」
「あ、さっきのメール返さなきゃ」
……そして、頭が真っ白になる。
あなたは仕事中、こんなふうにフリーズしてしまうことが起こりませんか?
周りの人は器用に色々なことを同時にこなしているのに、自分だけパニックになってしまう。「自分はなんて要領が悪いんだろう」と、トイレの個室で落ち込んだ経験があるかもしれません。
でも、心理学の視点から言わせてください。
それはあなたの能力が低いからではありません。あなたの脳が「高性能すぎる」からなんです。
今日は、マルチタスクが苦手なHSP(Highly Sensitive Person)や繊細な人が、「シングルタスク」という最強の武器を使って、無理せず成果を出すための「脳の騙し方」をお伝えします。
なぜ、繊細な脳はマルチタスクで「バグる」のか?
HSP気質を持つ人や内向的な人の脳は、一つの情報を「深く処理する」ことに特化しています。
他人が「1」受け取る情報を、あなたは「10」も「100」も受け取って処理しています。その状態で、次から次へとタスクを切り替える「マルチタスク」を行うのは、重たい動画編集ソフトを何本も同時に立ち上げるようなもの。
パソコンだってフリーズしますよね? あなたの脳も同じです。
「切り替え」が得意な脳と、「没頭」が得意な脳は違います。
だから、マルチタスクはきっぱり諦めてください。
その代わり、あなたの才能である「没頭力」を最大限に活かす「シングルタスク」に環境をシフトさせましょう。
これから紹介する3つの技術は、繊細な脳を守りながら、驚くほど生産性を上げる科学的なメソッドです。
1. 脳のメモリを解放する「タスク・バッチング」
繊細な人にとって一番の敵は「種類の違う作業を行ったり来たりすること」です。メール(言語脳)→計算(論理脳)→電話(対人脳)……この切り替えのたびに、脳は激しく消耗します。
そこで使えるのが「タスク・バッチング」です。
これは、「似た種類の作業」をまとめて一気に片付けるという方法です。
- メール返信タイム: 朝の30分だけはひたすら返信。それ以外は見ない。
- 資料作成タイム: 資料作りだけに集中する1時間。
- 事務処理タイム: 経費精算や日程調整をまとめてやる。
「洗濯機を回しながら料理をして、途中で掃除機をかける」のではなく、「まずは洗濯だけ終わらせる」イメージです。脳のモードチェンジを減らすだけで、疲労感は劇的に減ります。
2. 誰にも邪魔させない「物理的バリア」
「集中しようとしたのに、チャットの通知音で思考が切れた……」
繊細な人にとって、これは拷問に近いですよね。一度切れた集中力を戻すには、平均して20分以上かかると言われています。
あなたの集中を守るために、物理的に情報を遮断しましょう。
- 「集中タイム」のブロック: カレンダーに「作業中(会議不可)」と予定を入れてしまいましょう。
- 通知の完全オフ: スマホやPCの通知は切ります。緊急なら電話が来るはずです。「即レス」よりも「質の高い成果」の方が、結果的に信頼されます。
- 耳栓やヘッドホン: 「今は話しかけないで」という無言のサインにもなります。
「自分の脳を守ること」は、プロとしての立派な仕事です。 遠慮せず、バリアを張りましょう。
3. 「やることリスト」より「今日やらないことリスト」
真面目な人ほど、ToDoリストが長くなりがちです。
リストが長いと、それを見るだけで「うわぁ……終わらない」とプレッシャー(視覚的ノイズ)を感じ、脳のパフォーマンスが落ちます。
おすすめは、「今日やらないことリスト(Not To-Do List)」を作ることです。
- 「今日は企画書には手をつけない」
- 「今日はAさんへの連絡はしない(明日にする)」
- 「18時以降はメールを見ない」
「やらない」と決めることで、脳のワーキングメモリ(作業台)から余計なタスクを下ろすことができます。
「今、これだけをやればいい」という状態が、繊細な脳にとって最高のパフォーマンス環境なのです。
まとめ:あなたは「不器用」ではなく「職人」タイプ
マルチタスクができないことで、自分を責める必要は1ミリもありません。
あなたは、あれこれ同時にこなす「便利屋」タイプではなく、一つのことを突き詰める「職人」タイプなのです。
世の中の偉大な発見や素晴らしい作品は、間違いなくあなたのような「一点集中型」の脳から生まれています。
今日から、勇気を持って「一つずつ」やってみてください。
焦らなくて大丈夫。一つずつ終わらせる方が、結果的に一番早く、そして遠くまで行けるのですから。
いかがでしたか?
「これなら試せそう!」と思ったものがあれば、軽い気持ちで試してみて下さいね。あなたの心が少しでも軽くなることを願っています。

