プラス思考を生む極意は理詰め攻撃が一番!

プラス思考
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極度のマイナス思考の私にすればプラス思考の人ってとっても羨ましい存在でもあります。

マイナス思考の一番の欠点は自分で自分の首を絞めるという行為を意図せずにして起こしてしまう事にあると思います。例えば大学入試なので充分実力も能力もあるのに、つい落ちるんじゃないかという根拠のない不安に襲われてしまい、その結果前日よく寝る事も出来ず結局体調不良で試験を受ける羽目になり、本来の実力の半分も出せないという結果で落ちてしまった、という事もなきにしもあらずと言うことがマイナス思考の持ち主にはあるのです。

こういう時は逆にプラス思考の人間なら充分勉強もしたし、模試でも合格点だったのだから大丈夫と思え、変な雑念も浮かばないでしょうから、万全の体制で試験に挑む事が出来き、あっさりと合格が出来ると思うんですけどね。(ただ過度にプラス思考が働くと失敗することもあるので過信は禁物ですが)

だからマイナス思考人間とすれば少しでもプラス思考が生まれるようになりたいとつくづく思うわけですが、これが意外と難しい。

先程の大学入試の件でも絶対に大丈夫と思っても、突然頭の中に「万が一って事もあるし大丈夫かな」という気持ちがふとわいてくると、もうマイナス地獄に一直線です。その事が頭から離れなくなってしまって自己嫌悪と不安感が一斉に襲ってきます。

こういう性格は自分自身もとっても嫌になるのですので、どうすればこの状態を乗り切ることが出来る方法がないかとずっと考えていたのです。そこで結論としてこれが一番よい方法じゃないかと思うものにたどり着きました。

それはどう言う方法かというと「理詰め方式なんです」ね。先程の万が一と思ってしまったら、「万が一ってどのくらいの確率でダメだと思っているんだ。50%じゃないだろ。もっと少ないだろう。せいぜい1%ぐらいじゃないか。そういう事ならあとの99%は大丈夫だろう。それぐらいなら何とかなるんじゃないか」と自分の頭の中で理屈をこねていって、なんとかして自分の持っている不安要素のマイナス思考をなくすように考えるんですね。

そうすればプラス思考が、何とか自分の心に保つ事が出来ますので自ら首を絞めるというようなミスは犯さなくなると思います。(それでも少しは不安な気持ちが残るのがネガティブシンキングの持ち主のサガなんですが)

でもこの方法はある程度自信がある場合のみ有効な事例で、頑張って屁理屈を頭の中で理詰めにしたところで、もともと実力がない場合は当然のように落ちてしまいます。プラス思考は頭をよくするための方法じゃないのですから。

それにこれは、自分が何とか出来る事に対してのプラス思考を強めるには向いていますが、相手がある事に対してはいくらプラス思考にしても意味がありません。

どう言う事かと言えば「彼女に告白するぞ、絶対に成功するぞ」とプラス思考で自分に言い聞かせたところで、「やっぱり自分は彼女と不釣り合いだからダメだ」というマイナス思考が生まれたときは。

「不釣り合いと思う根拠は一体何だどこにも理由がないだろう。それに彼女を愛しているのは自分が一番と思っているんだろう。それでもダメでも世界中の人間の半分は女性はなのだから、次のチャンスもあるんだ」なんて自分を理屈で納得させれば、確かに緊張せずにプロポーズする事は出来ると思います。

でも残念ながらよい返事が貰える可能性が高くなるとは限らないんですね。だって最終的な結果を出すのは相手の女性でその人の好みも理想の男性像もわからないのですから、ここまでは期待できないですよね。

それからマイナス思考の人間がプラス思考で攻めるときは、理屈に合った事で攻める必要があります。理屈に合わないような事を無理矢理プラス思考にしようとすると矛盾が出来てしまって頭が混乱してしまいます。

その時に逆に理詰め作戦をしたとしても余計に自分を騙している感覚に陥ってしまって悪影響を逆に与える結果になる事もあるので、個人的にはマイナス思考がプレッシャーを与えてしまい思い通りに出来ないような事の時以外は無理にプラス思考にしない方がよいと思っています。

プレッシャーに押しつぶされて自爆でもしない限りは、実力さえしっかりあればプラスでもマイナスでもどんな考え方をしても上手くいくんじゃないかなと思っています。

その為には努力と頑張りは絶対に必要ですから。プラス思考にしたからと言ってボーと生きていたらやっぱり失敗しますので。そのあたりだけはしっかりと頭に入れておいていて下さいね。

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