
ネガティブマンって本当に陽気な性格なの?どうしても私から見るとネガティブな人が無理して見栄張っている程度にしか見えないんだけど。

僕は自分では結構陽気だと思っているよ。ただそういう性格かと言われると違うかなとも思えてしまうところもあるかな。

陽気って性格じゃないの? と言うことはネガティブマンって陽気なふりをしているだけじゃないのかな?

僕としては、ふりをしているつもりもないんだけどな。飲み会なんかに行ったら結構音頭取る方だし、ミーティングなんかがあれば、積極的に意見も述べるし場を和ませる事を自然にしているしね。だから皆から明るく陽気な奴だと言われているけれども、自分としては性格とは思えないんだ。

それじゃ、ネガティブマンの陽気さってどこからくるものなの?演技でもないのでしょ?

僕の陽気さって、基本的に皆に喜んでほしいという気持ちから生まれてきているような気がするな。飲み会で、しらけたらやっぱり嫌なので自然に場を盛り上げるようなことを自分から話したり行動したりすることはよくあるもの。ミーティングや会議、仕事の打ち合わせの時なのでもせっかく時間を費やすのだから無駄にならないように自分から色々な事を発言したり提案したりしていたのも、たしかに周りに気を遣っていたのかもしれないけれどもね。

それって、やっぱり意図的なものがあって行動していたという事なの?

たしかにそういう事があったかもしれないね。でもその場ではとにかく楽しくやろうとか、盛り上げようとか言う気持ちの方が強くって、気がついたら行動しているというパターンだったから、決して無理をしているつもりはないんだけどね。

でも、それって結構精神的に疲れない?私も時々友達と無理に合わせるようなところがあるけど、そういう時って凄くあとで疲れるのよね。

疲れないというと嘘になるかな。前に旅行の幹事をした時なんか、あんまり頑張りすぎて旅行から帰ってきて2,3日寝込んだ事があるから、結構疲れているのかもしれないね。ただ僕としては多くの場合は周りの人が楽しんでくれたらそれで結構満足していて、疲れを忘れる事もあるので出来るのかもしれないと思っているけど。

と言う事は、ネガティブマンは人がいる時は陽気に見えるというのが本音なのかな?意外と一人でいる時は陰気になっているじゃないの?

陽気に見えるはちょっとひどいな。お酒も大好きだし、人と話をするのも大好きだし、踊ったり歌ったりする事も結構大好きで積極的にやっているよ。人といると楽しい事が多いのも事実だからね。でも一人でいるのも嫌じゃないけどね。自分一人で本を読んだり、色々調べ物をしたり、趣味に没頭するのも結構好きだもの。その時は陰気とは言えないけれどもぼーと生きているって感じかな。(笑)

それじゃ次の質問に行くね。ネガティブマンって自分から最高の人生を送っていて幸せだと言っているけど、それも負け惜しみじゃないの?決して人生の成功者とは思えないんだけど。

僕も自分で人生の成功者とはまったく思っていないもの。どちらかというと失敗続きの人生かもしれないね。金ないし、仕事ないし、バツイチだしね。

それじゃ、全然最高の人生じゃないわ!!めちゃくちゃ不幸としか思えないわ。どちらかというと人生の落伍者じゃないの?

かなりきつい言われ方をされてしまっているね。でも今はちゃんと住む家もあるし、車も持っているし、好きなお酒も遠慮なく飲めるし、食事も満足するだけ食べているよ。お金持ちの人と違うとすればそれらが高級品じゃないという事だけで、幸福感は変わらないと自分では思うけどな。

そういうのを世間では負け惜しみというのではないの?高級ブランドを持っている方が幸せじゃない?

僕にはよく分らないけれども、そうなのかな? 例えば僕にすれば洋服なんてデザインとかは全然分らないので興味自体があまりない。だから服は機能性を一番重視しているよ。そのためワークマンショップとかしまむらでも充分気に入る服が買えるわけ。それからお酒なんかにしても500円のワインと10万円のワインの味の違い自体がよく分っていないから、安い酒で充分満足できるんだよね。

やっぱりそれって負け惜しみとしか思えないんだけど、良い服を着て、高級なお酒を飲んでいるところを他人が見たら立派な人だとか人生の成功者だとみてくれるじゃないの?その方が絶対に嬉しいでしょ?

僕はあまり頭が賢くないせいか、物欲とか見栄とかというものをあまり感じないんだよ。会社勤めをしている時も、毎日同じ背広を着ていても全然気にならないタイプの人間だったしね。どちらかというと全然お金を使わないで済んだりとか、安く欲しいものを買う事が出来て、その結果お金が残って貯金ができたらそれはそれで最高の幸せとだと思える性格なんだよね。

そんな人間だったら、決して尊敬されるような存在にはなれないわよ。どちらかというと軽蔑されて惨めな人生を送る事になるんじゃないの?

僕としては、別に尊敬されたいとも思わないよ。ただ自分が好きなように生きられるのが一番の幸せだと思っているから、そんな事は全然気にならないよ。逆に着ている服によって尊敬や軽蔑されるような人にはなりたくないな。尊敬されるなら人間性で尊敬されたいけどね。

ネガティブマンの言っている事って屁理屈のような気がするわ。私にすれば最高の人生はやっぱりゴージャスな生活が待っていないと成立しないと思うわ。

そういうのは人それぞれだから、それはそれで良いと僕は思うけどね。でも何度も言っている事だけどお金持ちだから幸せ、貧乏だから不幸せと思っているのは周りの人間の感性だと思っているよ。本当に最高に幸せだと言う感覚はその本人にしか分らないもの。とりあえず今の僕は自分では最高に幸せだと思っているよ。

確かに幸せという基準は自分しか分らない事だと思うわ。でもネガティブマンだってお金があればあるだけもっと幸せになれると思うわ。今はその感情を殺しているだけだわ。

そうかもしれないね。この話は長くなるからまた別の機会に続けるね。

