【気にしすぎ?】他人の機嫌に振り回されない。「私」と「他人」の心の境界線の引き方

人間心理
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貴方の心がザワザワするのは気にしすぎ?

こんにちは!

「生きづらさ」を「生きやすさ」に変えるヒントを発信したい管理人です。

あなたは、こんなことで心がザワザワしていませんか?

  • 職場で上司や同僚がピリピリしていると、「私のせいかも…」と不安になる。
  • 友達が少しでも不機嫌そうだと、必死に話題を探して盛り上げようとして、ぐったり疲れてしまう。
  • 相手の「がっかりした顔」を見るのが怖くて、本当は嫌なことでも「いいよ」と引き受けてしまう。

相手の小さな変化に気づける。それは、あなたの素晴らしい「共感力」であり「優しさ」です。

でも、その感度が良すぎるアンテナが、相手のイライラや不安まで全部キャッチして、あなた自身の心まで重たくしてしまっているとしたら…?

今日は、そんな「気にしすぎる」あなたのための、大切な心の守り方。

他人の感情に振り回されず、「私」を大切にするための「心の境界線」についてお話しします。


「私」と「他人」の心の境界線の引き方が曖昧だとザワザワに繋がる

あなたが苦しいのは「境界線」が曖昧だから

「心の境界線(バウンダリー)」

ちょっと難しく聞こえるかもしれませんが、簡単に言えば「ここまでは私、ここからはあなた」という心の仕切りのことです。

感受性が豊かで優しい人ほど、この「仕切り」が薄かったり、曖昧だったりします。

  • 境界線が曖昧だと…相手の感情が、自分の心にダイレクトに流れ込んできます。相手のイライラは、自分のイライラに。相手の不安は、自分の不安に。まるで、自分と相手の心の間に「壁」が一切ない状態。これでは、心に嵐が来るたびに、あなたの心(家)はぐちゃぐちゃになってしまいます。
  • 境界線が明確だと…相手の感情を「あ、あの人は今、イライラしているんだな」と「情報」として受け取ることができます。「イライラしている(相手)」と「それを見て不安になっている(私)」を、ちゃんと分けて考えられる。相手の嵐に巻き込まれず、自分の心の平和を保つことができます。

境界線を引くことは、相手を突き放す「冷たい壁」を作ることではありません。

あなたがあなたのままで、健やかでいるために必要な「大切なドア」を持つことなんです。

なぜ、私たちは「境界線」を引くのが苦手なの?

「境界線を引くべき」と頭でわかっていても、できない。

それは、あなたの心が「NO」と言うことに、強いブレーキをかけているからです。

  • 「見捨てられるのが怖い」という不安「もし相手の機嫌を損ねたら、嫌われるかもしれない」「この人の期待に応えないと、仲間外れにされるかもしれない」そうした「見捨てられ不安」が、あなたに「相手の機嫌を優先しなさい」と命令してくるのです。
  • 「私がなんとかしなきゃ」という思い込み「この場の空気が悪いのは、私のせいだ」「私が我慢すれば、丸く収まる」優しくて責任感が強いあなたは、無意識に「相手の感情の責任」まで背負い込んでしまうクセがあるのかもしれません。

でも、覚えておいてください。

あなたに責任があるのは「あなたの感情」だけ。

相手の機嫌が悪いのは、究極的には「相手の問題」なんです。あなたがそれを治す義務も責任も、ありません。

心がスッと軽くなる「境界線」の引き方 3ステップ

では、どうすれば「心の境界線」を上手に引けるようになるのでしょうか?

いきなり高い壁を作る必要はありません。小さなことから練習してみましょう。

ステップ1:気づく(「あ、今、巻き込まれてる」)

まず、最初の第一歩は「気づく」こと。

相手の機嫌を見て、心がザワッとした瞬間に、心の中で「ストップ!」と唱えます。

「あ、今、私、Aさんのイライラに巻き込まれそうになってる」

「このザワザワは、私のもの? それともBさんのもの?」

ただ気づくだけで、感情に飲み込まれるのを防ぐ「間(ま)」が生まれます。

ステップ2:心の中で「仕切り」を唱える

気づいたら、次に「これは私のではない」と心の中で線を引きます。

声に出す必要はありません。お守りのように、自分に言い聞かせるだけです。

「それは、あなたの感情(問題)だよね」

「私は私、あなたはあなた」

「私は、あなたの機嫌の責任を取らなくていい」

これは「冷たい言葉」ではありません。

「私はあなたの感情を尊重します。だから、私の感情も尊重します」という、健全な「分離」の作業です。

ステップ3:物理的に「距離」をとる

心だけで仕切るのが難しい時は、物理的に離れるのが一番です。

  • 「ちょっとお手洗いに行ってきます」
  • 「飲み物を買ってきますね」

理由は何でも構いません。

その場から数分間離れるだけで、相手の感情の「電波」が届きにくくなり、冷静な自分を取り戻すことができます。

ピリピリした会議室から出た瞬間、空気が変わってホッとした経験はありませんか? あれと同じです。

「断る練習」も、大切な境界線

もし、相手があなたの境界線を越えて「お願い(という名の命令)」をしてきたら。

すぐに「YES」と言わない練習をしてみましょう。

  • 「ちょっと考えさせてください」
  • 「スケジュールを確認して、後で連絡します」
  • 「今日は難しいですが、〇〇ならできます」

まずは「即答しない」こと。

「保留する」という選択肢を持つだけで、あなたは「相手の要求」と「自分の状況」の間に、しっかりとした境界線を引くことができます。

まとめ

他人の機嫌に振り回されてしまうのは、あなたが「悪い」からでも「弱い」からでもありません。

ただ、自分の心を守る「境界線の引き方」を、今まで知らなかっただけ。

あなたは、相手の機嫌を直す「カウンセラー」でも「救世主」でもありません。

あなたは、あなたの人生を生きる「主人公」です。

「それはそれ、これはこれ」

「私は私、あなたはあなた」

その小さな「仕切り」が、敏感で優しいあなたが、もっと楽に、もっと自分らしく生きるための「最強のお守り」になってくれますよ。



【次回の予告】

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。

今回は「他人」との境界線のお話でした。

でも、実は私たちを一番苦しめているのは、「他人」よりも手ごわい「あの存在」かもしれません。

「なんで、あんなこと言っちゃったんだろう…」

「私って、本当にダメだな…」

寝る前に思い出しては、自分を責めてしまう。

そんな「心の中の、もう一人の厳しい自分」

明日は、その「内なる批判者(インナークリティック)」と仲直りする方法についてお話しします。

次回:『【夜中に反省会しちゃう人へ】心の中の「厳しい自分」と仲直りする方法』

どうぞ、お楽しみに!

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