根がネガティブの私ですから、日常かなりのマイナス思考が頭に浮かんできます。これが一度気になったら神経が集中しないし落ち着かなくなってしまったりするので、出来るだけマイナス思考が浮かんできても無視できる状態を作れるように何らかの対処をするようにしています。
例えば出かける時は「鍵をかけたかどうかが心配だ」という思いが必ず出てきます。
だから、鍵をかける時は必ずちゃんとかかっているかどうかの確認をするように習慣づけしています。これでこのマイナス思考は浮かんでこなくなりますので撃退ですね。他にもこういう事は良くあり、「ガス止めたかな」とか「ハンカチ入れたかな」「スマホ持ったかな」なんていくらでも出てきますが、とにかくそういう時はすぐに確認。時には2度、3度確認することもあり出かけるまで結構時間をかけることがありますが、それでも安心して出かけることが出来るのであれば決して無駄なことだとは自分では思わないです。
また「電車やバスの時間に間に合うか不安」「電車がちゃんと動いているか心配」「目的地にたどり着けるかが気になる」なんて事も良く浮かびますので、とにかく早め早めの行動を取って多少のトラブルが起った場合でも心の余裕が持てるようにしています。
また初めて行く場所などは目的地に時間通りに着けるかどうか自信がない場合、最近私がよく使う方法はグーグルマップのストリートビューを使う方法で、出かける前にこれで実際の風景などを疑似体験しておきます。おかげで最近は迷う事もなくすんなり行けるようになりました。本当ネットの進歩って凄いですね。
あと家を長期間、空ける時などは「泥棒に入られたらどうしよう」とずっと悩みますので、貴重品は3分割にして隠してから出かけます。
例えば銀行預金であれば、通帳とはんこ、キャッシュカードは分けて隠しておきます。そうすれば泥棒さんも全部見つけられないかなと思っているので、不安がかなり解消されます。もっとも、それ以前に盗まれて困るほどの大金もないので、これ自体本当は杞憂なのかもしれませんが。
それから「たら」のつく事が常に気になります。
例えば旅行に行く場合、「雨に降られたら」「財布を忘れたら」「家の鍵をなくしたら」「旅行中にカメラが壊れたら」「急にお腹の調子が悪くなったら」なんて調子で頭の中で「たら・たら・たら」といつもつぶやいております。
それの撃退法はその「たら」になった場合の準備を常にする事なんですね。
出かける時は晴れていても小さな折りたたみ傘を必ずカバンに入れています。
予備の財布も必ずカバンに入れています。
鍵も家の鍵、旅行カバンの鍵、車の鍵などの予備も入れています。
薬も下痢止め、頭痛薬、風邪薬など結構使う常備薬は入れています。
カメラに関しては昔はメインのカメラ以外にコンパクトカメラを予備に持っていましたが、最近はスマホのカメラ機能が結構使えるのでこれでカバーしております。
こう書くと出かける時に荷物一杯持って行っているような印象になるかもしれませんが、意外とたいした量にはならないです。
逆に最近の折りたたみ傘は軽量で広げると結構な大きさになる物が多いので、よほどの大雨以外は充分役に立ちます。
だから、毎日天気予報を気にして朝、傘を持っていくかどうかを悩んで、仕方なく大きな傘をぶら下げて電車に乗っている人を見るとその方がよほど大変だなと同情してしまいます。
それにしても、使うかどうか分らない物をいつも持って歩くなんて無駄じゃないかと思われるかもしれないですが、意外と使う事が多いです。
特に下痢止めや頭痛薬は本当にお世話になるし、鍵に関しては落としたり、壊れたりして、予備を持っていて助かったという事が何度かありました。
一番の利点はこれらの「たら・たら」という状況のマイナス思考を気にしなくても良いので気持ちがとっても楽です。
他にもまだまだ色々とマイナス思考になることはいっぱい考えられます。
でも、多くの場合は確認する事や、事前の予防、準備をする事でマイナス思考が浮かんでこなくなる状態に出来ると確信しています。
特に心配になるような事はリストにでも書き出しておいて、そのリストに合わせて、列車の車掌さんじゃないけど指差し確認をすればマイナス思考になる事が確実に減ります。
少なくともネガティブな人間にとって慎重にする事は、決して悪い事ではないです。特に常に心の中に持っている不安要素やマイナス要素がなくなることは、とても精神的にもよいことなので、こういう習慣を続けることは自分自身とてもよいことだと考えています。
確かにポジティブな方から見たら、こういう行動は歯がゆい事なのかもしれないですが、何か問題が起こった時に「あの時こうしておけばよかった」と後悔して落ち込むよりよほど健全なことだと信じております。
と言う事で今回はこれまでとします。
次回は対処することが出来ないマイナス思考の対応について書こうかなと思っています。(こんな事出来るのか?)

