前にも書きましたが、世の中プラス思考ブーム、ポジティブシンキングでない者は人であらずと言うくらい、ネガティブシンキングの持ち主の私のような人間は世間から嫌われているそうです。(この考え方が既にネガティブかな)
ちなみに、ブログもネガティブシンキングの内容の物は人気が出ないそうです。
その為か、世間の人はプラス、プラスと草木もなびくよという感じで、マイナスな考え方は全てプラスに変える風潮があります。
そういえば、書店で「ネガポジ辞典」なる物まで売っていますしね。
そういう風潮なので、ネガティブな私も一度は頭の中でネガポジ変換してプラス思考で生きようと努力したという話を前回書きましたが、結果は見事に失敗でした。
で、仕方なく陰気でネクラな引きこもり生活に甘んじているというと、意外とそうではなく結構陽気で行動的人間として生きております。
それは何故かという話が今回のお話です。(前書き長~~い)
ネガティブな性格でも陽気に愉快に最高の生活を送るその方法はとても簡単、
「それはマイナス思考になることを排除する事です」
そんな事を書くと、ネガティブシンキングの持ち主の方から、それが簡単にできれば苦労がないと言われそうです。
たしかにネガティブシンキングの持ち主である私にとってマイナス思考になるなと言うのはとても難しい事ですが、マイナス思考になるためには何かのきっかけが必要なのです。逆にそのきっかけがなければマイナス思考自体発生しないという事になります。
また何かが起ってマイナス思考が発生したとしても、それは多くの場合未来の話に関してだと思います。
もっとも「先週のデートで告白したけど断られたから死にたい」とかいうマイナス思考もありますが、それは今回断られたからこれからもずっとその状態が継続するという気持ちになっているからですよね。
だから、そういう人でも、その後別の方からお付き合いして下さいと言われて、来週デートだと言う話になったら、そんな過去に断られた事なんて忘れてしまうでしょうね。
だからマイナス思考は未来の事として話を・・・・・・・・・・
え!人は時々過去に行った事に関して、「あの時こうやっていれば大成功して今頃大金持ちになったのに」とか過去の事を引きずってマイナス思考になる事があるって、それが元で人生を棒に振ってしまう人も結構いるって。
た、確かによくあるパターンですよね。でもそれはマイナス思考と言うより後悔であって、どうあがいたって時間は戻せないので、悔やんでも仕方がないことなのですがネガティブシンキングの場合は結構引きずることが多いのは事実です。でも正直どうすることも出来ない事なので割り切る力をつけるしかないですが、この具体的な話はまた改めて語りたいと思いますので、話を先に進めたいと思います。(逃げてるな(^_^;)
と言う事で、マイナス思考を生む主な原因のほとんどは未来の事と定義して話を進めたいと思います。(少々強引ですが)
例えば上司から来週の会議でプレゼン担当に任命された時に、「プレゼンを失敗したらどうしよう」とマイナス思考が生まれます。
意中の彼女とデートの約束を取り付けた時には「デートで彼女に失礼なことをして嫌われたらどうしょう」とマイナス思考が生まれます。
このまま何もしないでいたら当然ずっとマイナス思考を引きずってしまいます。その為よい結果が得られない状況になる可能性が高くなると思います。だったらどうすれば良いのかと言いますと、
「とにかく自分が納得するまでとにかく行動するという事」です。
プレゼンなら前準備を自分が納得するまでやってみることです。
デートをするなら相手に気に入られるデートコースとプランを思いつくだけ考えてみます。
そうすれば、マイナス思考が完全になくなります。
なんて無責任なことは言えません。多分ネガティブな私の場合はやはりマイナス思考を引きずります。
でも、やるだけの事をやったのでかなりそのマイナス思考はかなり小さな物になっています。また失敗をした場合でもやるだけのことはやったので諦めもつきます。
結果がどうであれ、自分ではこれ以上の事は出来ないのですから仕方がないと思えます。
それでもマイナス思考が続くのは失敗がトラウマになってしまった時で、まだ起こってもいない未来の事までまで否定的に考えてしまっている状態だと思います。
その為には次は失敗しないように、また行動を起こせば良いわけです。
こういう事を書くと多分読んでいる方からの文句が聞こえてくるのを感じてしまいます。
「お前の言っている事ってポジティブシンキングの人間の行動パターンと違うのか。ネガティブシンキングの私は一回の失敗でもうダメージ受けすぎて立ち直れるはずがないだろう」って
それに関しては、あえて反論します。
ネガティブな人は確かにマイナス思考です。そして打たれ弱いところはあると思います。でも行動力がないわけではないです。強いて言えば行動するのが慎重であるぐらいです。またポジティブな人と比べて能力が劣っていたり、精神的に弱いとも言い切れないんです。
だから失敗しないように努力も出来るし、行動も出来ます。
そして失敗をすればダメージはポジティブな人と比べると強いかもしれないですが、簡単に諦めるわけでもないです。もしそうだったらネガティブな人間は恋愛結婚も出来ないし、就職さえ出来ないって事になってしまいます。世の中のネガティブシンキングの持ち主はみんな人生の落伍者になっているはずです。
でも現実はあのアップル社の創始者であるスティーブ・ジョブズ氏や、ユニクロの創始者である柳井 正氏もネガティブシンキングの持ち主だけど大成功をおさめた立派な人達です。実際世の中には多くのネガティブシンキングだけど、成功している人は沢山います。
まあ世間では「ネガティブ=人生の落伍者」とかなり思われている所があるので、そう間違って信じられているというのも現実ですが、ネガティブとポジティブの違いは感受性の違いというか、自信が持てる基準の違いというか、心のバロメーターのメモリが違う事から起る性格だけで、けして能力や人間性に格差があるというわけではない事だけは理解してほしいと思います。
だからネガティブな人でも再挑戦をすることで成功体験をどんどん貯めていけば、マイナス思考になる率が段々と減っていきます。
そしてちょっとした事ではマイナス思考に陥ることはなくなってきます。
ただ残念なことは、それだったらプラス思考にも簡単になれると思われるかもしれないのですが、それはなかなか難しいのも現実なのです。性格が慎重であり、臆病であるので一気にポジティブシンキングにはなれないのです。
それでも、不安感がなくなり、ストレスがなくなることはかなり気分的にも楽になります。また自信にも繋がり気分も高揚することは事実です。
だから私自身根はネガティブなままですが結構楽しく人生が送れていると思っています。
まだまだマイナス思考をなくすための話は続きますが、長くなったので今回はこれまでと言う事で次回に続きますので読んで下さいね。

