ネガティブな人の特徴をこう考えてみると良いですよ

ネガティブ
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ネガティブな人の特徴をちょっとまとめてみた。

①自分に自信がない

②自分に嫌悪感を感じている

③物事を悪い方に考えてしまう

④行動力がない(消極的)

とりあえず代表的な事はこれくらいでしょうか。

こう書くと、悪いことばかりでネガティブな人間はダメ人間と思っちゃいます。

でも、本当にそうでしょうか?

よくポジティブな人が行う、悪い事を良い事と変換して考えると、かなり見方が変わります。

例えば①の「自分に自信がない」ということは、それだけ努力をするタイプだといえます。心理学で最近、防衛的悲観主義という言葉が時々出てきます。詳しくはネット等で発表されている心理系の論文に正確に書かれているので、中途半端な私が書くのを止めておきますが、例えば勉強が凄く出来るのに、大学受験をしても自信がないと言うような人達です。

こう書くと嫌みな奴と思われるかも知れませんが、本人とすれば本当に自分に自信がなく、大学受験にも合格できないと真剣に悩んでいるんです。

その結果、どうなるかというとほぼ確実と言うぐらい、自分の目標を達成出来てしまう人になってしまうのです。受験勉強しかり、仕事にしてもそうです。

自信がないから、とにかく勉強も仕事も頑張ってしまうのです。確かに本人にとっては精神的にも肉体的にしんどいことですが、ポジティブな人に比べて数倍、ひょっとして数十倍成功者になる率が高い人達なんです。努力家型の成功者はこのタイプなんですよね。

次の②の「自分に嫌悪感を感じている」も、今の自分に満足していないので、何とかしようと向上心を持つことに繋がります。

実はネガティブな人の方が欲深いのかも知れません。今の自分に満足しないから、何とかしたい当気持ちが嫌悪感になります。その感覚が凄く嫌だから、何とかしようと苦悩するのです。

スポーツなどでもポジティブな人は自分が好きで、現状に満足をしている場合が多く、意外と向上心がありません。それに反してネガティブな人は現状を何とかしないともがき苦しみ、その結果向上心となります。

これも努力の一種なのかも知れませんが、意外と頑張っているのはネガティブな人の方が多いのです。

俗に言う秀才というタイプの人はネガティブな人が多いのかも知れません。

③の「物事を悪い方に考えてしまう」は、ポジティブな人から見るとネクラや捻くれていると思われるかも知れないですが、私は用心深いと思っています。

私自身、何かをする時や、出かける時はいつも、悪いことが起こるという前提で、色々な防止策を前もって行っています。必ずやることの一つとして晴れている時でもカバンに必ず折りたたみの傘を入れています。天気は確実なものではないと思っていますから、今まで急な雨で困ったことや、無駄にビニール傘を買ったという経験がありません。

だから、時々事故の等で、「急に人が飛び出すとは思わなかった」などの加害者のコメントを聞くと不思議で仕方がありません。その多くがごく普通に起こるうる事を、まず起こらないことのように捉えられることなので、起こるのは当然と思ってしまいます。

最後の④の「行動力がない(消極的)」は実はポジティブな人から見たネガティブの人のイメージです。私個人としてはネガティブな人も行動力はあります。ただよく見かける風景として、ネガティブな人に何かをお願いしたり、命じたりすると、「でも」とか「しかし」など不定な言葉を言って、行動をしたくないような態度を示します。

それは、行動したくないのではなく、先程の用心深さに繋がっていて、問題点は解決してから行動する事が多いからそう思われるのです。よく昔から言われる「石橋を叩いて渡る」という無駄な行動なのかもしれませんが、石橋は必ず強固なものではないこともあるので、そのために先に手を打つのです。

ポジティブな人はとにかく行動を起こしますが、はっきり言って失敗することも多いです。確かに失敗も経験になりますが、余計な失敗をしたくないと思っているのがネガティブな人ではないかと思っています。

だからネガティブな人が行動を起こし始めると意外と早いです。そして成功しやすいです。たしかに行動するまでに時間がかかるから消極的かも知れませんが、だからネガティブな人はダメだとまでは言われる理由にならないと思っています。

色々とネガティブを援護するようなことばかり書いてしまいましたが、ネガティブが決して良いと言うわけでもありません。特にネガティブな生き方は神経をすり減らし、ストレスを溜めやすく、精神疾患にもなりやすいです。これってとても大変なことです。

そこで次回はネガティブな人のためのストレス解消法を書いてみたいと思います。

 

 

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