不安とストレスの解消方法について

不安・ストレス
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ネガティブな人は、結構不安とストレスで精神的に負荷がかかります。

そのため、肉体的にも精神的にもダメージを受けて体調を崩すことが多々あります。

こう言う時こそ、不安やストレスを感じにくいポジティブな人が羨ましいと思うってしまいます。特に基本的に真面目人間が多いネガティブな人は、かなり不安やストレスを解消するのに苦労します。

そこで、今回はネガティブな人なりの、不安とストレスの解消法について書いていきたいと思います。

まず不安についてなのですが、原因の分かっている不安の場合は比較的簡単です。

要はその原因になる事をできるだけ無くすことです。例えば旅行の準備をするときなどは忘れ物をしないなどの不安を無くすには、しっかりチェックリストを作ること。その1日に行う事を忘れないようにするためにも同じようにリスト化をして確認をするクセをつけることで、かなり不安になる要素は防げます。

それでも、不安になる要素がなくならない場合も結構あります。例えば明日飛行機に乗るけれど事故がおこらないかと言う場合はなくならないですよね。同じ飛行機でも明日天候が悪くって飛ばないという不安なら、飛行機以外で目的地に行く方法などを調べておくことで不安の要素はかなり消せますが、飛行機事故になると運を天に任せるしかないですよね。

それでは、どうするのかというと、「諦めるのです」。

だって、このような不安はいくら不安な気持ちになっても自分ではどうしょうもないことですから、悩むことや考えること自体疲れるだけです。それだったらすっぱり諦めるしかないですよね。

確かに、この方法はネガティブな人には結構難しいことかも知れないですが、悩んでも解決しないという事を不安がったり、怖がったりしていてはきりがありません。

極端な話、自分は死ぬんだと不安がっても、生き物である限りはいつかは必ず死は訪れるものですから、それで悩み不安がっていて、結局精神を病むなんて事になると逆に寿命を縮める結果になるだけです。だから、そういう事に関しては普段から無視したり、諦めるという習慣をつけることが一番となるのです。

また不安には、もう一つあって漠然とした不安があります。何が気になっているというわけでもなく、凄く悲しくなったり、不安感が極度に強くなったりする事が起こります。

こう言う時は、精神が疲れている場合が多いのでゆっくり寝るとか、リラクゼーション効果があるマッサージやヨガなどをするとか、温泉でのんびりするとか等で心も体も休めることが重要です。

それでも、不安な状態が続くようでしたら、専門医に診断してもらい薬を処方してもらうというのも一つの方法だと思います。

一番怖いのは、こういう状態が長く続いているのに、そのうち治るだろうと我慢して放置してしまうことです。そのため気がついた頃には、精神疾患が悪化してしまっていて、長期治療とかになる事もあります。

私自身、10年間ほど会社でのパワハラにあっていたため、かなり精神的にダメージを受けてしまっているにもかかわらず、症状が会社にばれるとクビになると恐れて医者にもかからず、ずっと我慢して放置していたら、結局慢性のうつ病になってしまい。治療を始めて15年ほどになりますが、今だ完治しません。

とにかく、精神的や肉体的に無理がかかっているなと思ったときは、専門医にかかって早期治療を受けることが大事です。

次にストレスですが、これも一番のクスリは休養です。体と精神をしっかり休めることです。ここで勘違いしてもらったらいけないことは休養とは遊ぶことではありません。確かに好きなことをする事でストレスの発散になる事も多いですが、最近多くの人がスマホにはまっているために休みの日はずっとスマホで動画を見たり、SNSにはまったりして過ごされる方も多いと思いますが、これらは脳の興奮化状態を持続させてしまい、逆にストレスにかかりやすくなりますし、自律交感神経が休まらずに、眠りの質が悪くなったり、寝られないという状態になる事も良くあります。

だからストレスを凄く感じているときは、体をリラックスさせて休ませ、出来ればぼーとするくらいの気持ちで何もしないという選択も必要です。とにかく何かをしなければ落ち着かないとか、スマホがないと落ち着かないという状態であれば、ストレスがどんどんと溜まっていくばかりです。

あとは、ストレスの発散に効果的なのは好きなことに熱中すること。ハイキングだったり、好きなスポーツをしたり、野球、サッカーのひいきのチームを応援したり、好きなミュージシャンのコンサートに行ったりと、心の底から発散することでストレスはかなり軽減します。

もう一つは、美味しい物を食べることでしょうか。それも出来れば気のあった友達や恋人とおしゃべりをしながら、食事をすることはとても幸せな気分になってリラックスが期待できます。

でも、お酒はほどほどですよ。良くストレス発散だといって、浴びるようにお酒を飲む方がいますが、それは精神的にも、肉体的にも大きなダメージを残すだけでストレス発散とは遠い存在です。

とにかく、体も心もしっかりリラックスさせて、ストレスを軽減して行くことで、不安も解消しますし、気分も良くなり、ネガティブな考え方も少なくなると思います。

昔から言うように病は気からです。心を穏やかに保つ方法を自分でしっかり見つけて不安やストレスに負けない生活を送れることが大事だと思います。

 

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