「決断疲れ」していませんか? 不安症な人が「迷う時間」を1/10にする、後悔しない「選択」の技術

不安・ストレス
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【仕事術】「決断疲れ」していませんか? 不安症な人が「迷う時間」を1/10にする、後悔しない「選択」の技術

こんにちは!心理学系ブロガーの管理人です。

あなたは、決断をするのが苦手ですか?

例えば、こんな事が時々起こりませんか?

「今日のランチ、A定食かB定食か……うーん、どうしよう」

「あのメールの返信、この言葉遣いでいいかな? いや、こっちの方が……」

気づけば5分、10分が経過している。

ようやく決めた後も、「あっちにしておけばよかったかも」とモヤモヤする。

そして夕方には、マラソンを走った後のように脳がヘトヘトになっている……。

あなたは、そんな「決断疲れ」を起こしていませんか?

心理学系ブロガーとしてお伝えしたいのは、あなたが優柔不断なのではなく、「最善を尽くしたい」という責任感が人一倍強いだけだということです。

でも、その優しさが自分を苦しめているなら、少しだけ思考のギアを変える必要があります。

今日は、繊細で不安症な人が、迷うエネルギーを大幅に節約し、サクッと決めて後悔しないための「選択の技術」をお伝えします。


なぜ、繊細な人は「選ぶ」だけで疲弊するのか?

人間の脳が1日にできる「決断の回数」には限りがあると言われています。これを「ウィルパワー(意志力)」と呼びます。

HSPや不安症の人は、一つの選択肢に対して「もしこうなったら?」「相手はどう思う?」と、無意識に他人の何倍ものシミュレーションを行っています。

つまり、ランチを選ぶという小さな行為でも、脳内では「国家予算を決める」くらいのエネルギーを消費してしまっているのです。

これでは、肝心な仕事やプライベートを楽しむためのバッテリーが残るはずがありません。

今日から、以下の3つの技術を使って、脳のメモリを節約しましょう。


1. 選択肢を「3つ」に絞ってから悩む

人は選択肢が多ければ多いほど幸福度が下がり、選べなくなるという心理実験の結果があります(ジャムの法則)。

「無限の可能性」は、不安症の人にとっては「無限の迷い」でしかありません。

そこで、「比較対象は常に3つまで」というマイルールを導入します。

  • ランチ: メニュー全部を見るのではなく、パッと目に入った「麺」「肉」「魚」の3つから選ぶ。
  • 買い物: Amazonで検索して上位3つ以外は見ない。
  • 服選び: スティーブ・ジョブズのように「仕事着は白シャツか黒ニット」とルーティン化(固定化)してしまう。

「探せばもっといいものがあるかも」という思考を捨て、「この3つの中から選べば90点」と割り切ることで、脳の負担は激減します。

2. 優先順位を可視化する「マトリックス思考」

「あれもやらなきゃ、これも大事」と頭がパンクしそうな時は、脳内のタスクが絡まったスパゲッティ状態になっています。

有名な「アイゼンハワー・マトリックス」を、不安症の人向けにアレンジして使いましょう。

紙に十字を書き、タスクを以下の4つに放り込みます。

  1. 重要で、急ぎ(すぐやる):今日中の締め切りなど。
  2. 重要だけど、急ぎじゃない(計画する):将来の勉強、健康管理など。
  3. 重要じゃないけど、急ぎ(減らす):突然の電話、無意味な会議。
  4. 重要でも、急ぎでもない(捨てる):SNSのダラダラ見、終わったことへの後悔。

繊細な人は、特に「3(他人の都合)」と「4(悩み)」にエネルギーを使いがちです。

可視化することで、「あ、今悩んでいることは『4』だから、今は考えなくていいや」と、脳のスイッチを切る許可を自分に出せます。

3. 「最悪の事態」をあらかじめ受け入れる

これが最も強力な方法です。

あなたが決められないのは、「失敗したくない」という恐怖があるからです。

なら、先に「失敗したらどうなるか?」を具体的に想像し、対処法を決めておきましょう。

  • 「もしこのランチが美味しくなかったら?」→ 「『ハズレ店リスト』が更新できて、話のネタになる。夜に美味しいものを食べ直せばいい(死にはしない)」
  • 「もし転職して失敗したら?」→ 「前の職種に戻ることもできるし、失業保険もある。人生が終わるわけじゃない」

「最悪でもこの程度か」と底が見えると、化け物の正体がわかった時のように、恐怖は消え去ります。

「失敗してもリカバリーできる」と知っている人は、驚くほど決断が早くなります。


まとめ:正解なんて、どこにもない

最後に、少し哲学的な話をします。

私たちは「AかBか、どっちが正解だろう?」と悩みますが、選ぶ時点ではどちらも正解ではありません。

選んだ道を、その後の行動で「正解にしていく」しかないのです。

だから、どちらを選んでも大丈夫。

迷う時間を減らした分、その浮いたエネルギーを「選んだ方を楽しむこと」に使ってください。

あなたの直感は、あなたが思うよりずっと優秀です。

自信を持って、今日は「秒」でランチを決めてみてくださいね。

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