ネガティブには頑張れというのは絶対に禁句ですよ

ネガティブ
この記事は約4分で読めます。

ネガティブシンキングの持ち主にとって一番言われたくない言葉って何かとなれば、「頑張れ」という言葉だと思います。

ネガティブな人はどうしても、世間からあまり行動というものをしないと思われているようですし、まして努力もしないで、「自分はダメだ、やっても無駄だ」といつも考えていて何もしないというイメージがあるようですが、実はそれなりに、努力も頑張りもしっかりとしている場合が多いのです。

ただ慎重さから来るためにその行動が決してテキパキとしていない場合も少なからずあるのも事実です。

そのため周りから見るとそれが歯がゆく見えるのか、「ちゃんと仕事しろ、真剣に頑張れ」とか「頑張ってやりゃなければいつまで経っても終わらないぞ」なんて言葉になって返ってきてしまい、言われる方とすればかなり落ち込んでしまいます。

まあ確かにポジティブな人から見ると、頑張っていないように見えるのかもしれないですが、結構みんな頑張って仕事もしているし、人生を真剣に生きているのも事実なんです。

昔話のウサギとカメの話じゃないですが、ウサギから見たらカメは全然動こうとしない怠け者としかうつらないかもしれないですけど、実はゆっくりですが、しっかり歩いて地道に努力をしているんですよね。

だからあの話じゃないですが、ウサギが余裕を持ってしまって寝ている間に、地道に頑張って勝つことだってあるわけなのです。

それなのに、「おまえ全然頑張っていないよ」と思われてしまっていることは本当に辛いん事なんですね。

うつ病の人などにも言えることなんですが、この「頑張れ」という言葉は本当禁句にして欲しいぐらいきつい言葉に聞こえることが多いですね。

逆にスタンドプレイや自分を売り込むのが上手い、ポジティブな人にとっては頑張っているポーズを作るのは簡単なことだと思われるかもしれないですが、ネガティブな人にはなかなか難しく簡単にできない事なのです。

だからせめて「マイペースで良いよ」とか「無理するなよ」とか言って貰えた方が頑張れるような気になります。

ここまで書いていて、ふと思ったのですが自分で書いていながらなんかネガティブな人は仕事も行動も出来ないタイプと前提で書いているように思われるかも節があるかもしれないですが、それは違います。

地道に努力する人が多いので派手さがないから、その場では成果が出ないことが多くても確実に実績を残しています。

実際営業関係の仕事をしている人の中でネガティブな人でもトップセールスマンになっている人は沢山います。

それは地道な努力を積み重ねているからです。

ただ残念なことに全然仕事を真剣にやらないネガティブな人もいることも事実です。

やっても無駄。

楽に生きることしか考えていないという人もいます。

それはネガティブだとかポジティブだとか関係なく、その人の本質的な性格なんだと思います。

そういう人には「頑張れ」なんて言ったところで馬の耳に念仏ですから、反感は買うことはあってもその人が努力するようにはならないでしょうね。

突然ですが話を変えます。(^_^;)

ネガティブな人は真面目タイプの人が多いです。真面目すぎて真剣に考えすぎてマイナス思考に陥って、結果ネガティブな行動しか取れない人が多いのです。

また完璧主義者も多いです。ちょっとした事が気になってしまって、その事が頭の中をぐるぐる回ってしまい、なかなか行動に結びつかないという事があります。

私もその傾向が強くって、車を駐車場に停める時も真っ直ぐでかつ真ん中に停められないと、車を出す時に周りに迷惑をかけるんじゃないかと思ってしまい、何度も、何度も停め直すことをよくします。

でもこれって考えたら結構無駄な努力ですよね。多少曲がって停まっていようが、真ん中でなくどちらかに寄っていようが出る時に注意をすればほぼ問題なしに駐車場を出られるでしょうし、他の車にも迷惑をかけていると言うほどのことでもないはずなんです。

そういう事は頭の中では充分に分っているのですが、どうしても納得出来なくってつい無駄な努力をやってしまうのですよね。

そういう行為が積もり積もってプレッシャーになり、ストレスになり、最悪の場合はうつとなっていくのかなと。

自分自身この完璧主義がなければかなり楽になり、うつ症状も治まるはずと思っているんですが、なかなか出来ないんですよね。本当バカです。

こういうときに一番効果的な事はとにかく諦めるという習慣を付けること。

自分の思い通りに出来ないと思ったら、無駄な努力をする前にさっさと諦めてしまうのですね。

そうすれば心身に余計な負担をかけなくてすむんです。

昔から良く言うように「人間諦めが肝心」とはまさに正論です。ここで諦めたら命がなくなるというのであれば、頑張る必要もあるでしょうけど、多くの場合は諦めたところで体制にそれほど影響がないことがほとんどですから、ある程度やってみてダメだとか、疲れたと思ったらさっぱりと諦めて次の行動に移る方がよほど効率的かもしれないです。

人によっては諦めずに努力すれば、やがては成功に繋がるから、ぜったに諦めるなと言う人もいるかもしれませんが、その結果肉体的にも精神的にもボロボロになってしまって最悪な結果になることもあることを忘れないで欲しいと思います。

人生ほどほどに頑張って、のんびりと無理しないで生きるのも一つの生き方だと私は思うのですけどね。

タイトルとURLをコピーしました