あなたは「ゼロかヒャクか」で自分を責めていませんか？
こんにちは！！、みなさんの心のモヤモヤを晴らすための情報を発信したいと頑張っています(^^ゞ
今日は、特に「完璧主義」で苦しんでいる方へ、すぐに実践できる心の守り方をお話ししますね。
あなたはいつもこう思っていませんか？
「どうせやるなら完璧に！」
「中途半端にやるくらいならやらない方がマシだ」
こう考えてしまうことはありませんか？
完璧主義の人は、目標が高く、責任感が強い努力家が多いです。それは素晴らしい才能なのですが、裏を返せば、「完璧にできない自分」を許せないということでもあります。
少しでも理想と違うと、「ダメだ」「どうして私はこんなこともできないんだ」と、一気に自己嫌悪に陥ってしまう。その結果、
- 計画通りにいかなかったので、今日はもう全部諦める
- 小さなミスを引きずり、すべてが失敗に思えてくる
- 完璧なスタートが切れないと、そもそも行動に移せない
といった「生きづらさ」につながってしまうのです。
自己肯定感を守る魔法のツール：「今日の最低ライン」
この「ゼロかヒャクか」の思考パターンから抜け出すために、今日からぜひ試してほしいのが「今日の最低ライン」を設定することです。
「今日の最低ライン」とは、文字通り「これだけはクリアすれば今日の自分を責めなくて済む」という、究極にハードルを下げた目標のこと。
「今日の最低ライン」の例
最低ラインは、あなたが「今日は何もできなかった」と落ち込みやすいことに対して設定するのが効果的です。
| 落ち込みやすいこと | 最低ラインの例 |
| 体調が悪い・疲れている日 | 「布団から出て、水を一杯飲んだ」 |
| 仕事やタスク | 「やるべきことリストを眺めた」「メールを１通だけ開いた」 |
| 健康・運動 | 「ご飯をちゃんと食べた」「歯磨きだけはした」 |
| 自己啓発 | 「本を１行だけ読んだ」 |
ポイントは、「誰でも絶対できる」と思えるくらい、目標を小さくすることです。
最低ラインを設定する２つの大きなメリット
なぜ、こんなにハードルの低い目標を設定することが、あなたの心を楽にするのでしょうか？
メリット１：「自己肯定感の崩壊」を食い止める
完璧主義の人の自己肯定感は、「目標達成」という不安定な土台の上に立っています。
しかし、「今日の最低ライン」をクリアすることは、「今日も私は、ちゃんとできた」という事実をあなたの心に積み重ねます。
- 「完璧にできなかった…」→ 自己嫌悪
- 「最低限だけど、目標はクリアできた！」→ 自己受容
この小さな「できた」が、あなたの自己肯定感を崩壊から守る「セーフティネット」になります。
メリット２：「行動の再スタート」が簡単になる
完璧を求めすぎると、一度つまずいた時に「もう全部ダメだ」と行動を完全に止めてしまいがちです。
でも、「今日の最低ライン」だけはクリアしておけば、心理的なハードルが低いため、翌日以降に「またゼロから頑張る」必要がありません。
「とりあえず最低限は守れたから、明日はもう少しだけ頑張ってみようかな」と、小さなエネルギーで再スタートを切ることができます。
自分を責めないための考え方：目標達成 自己受容へ
この「今日の最低ライン」の本質は、目標達成ではなく、「自己受容」にフォーカスを変えることにあります。
- 完璧主義の考え方：
- 「〇〇を達成できなかった私は、ダメだ」
- 「最低ライン」の考え方：
- 「〇〇は完璧にできなかったけど、最低限のラインは守れた。今日の私は、これで十分だ」
私たちは、結果や成果だけで自分の価値を判断する必要はありません。
「完璧ではない自分」も、「つまずいてしまった自分」も、「疲れて何もできなかった自分」も、まずは「それでOK」と受け入れてあげましょう。
あなた自身が、あなたの一番の味方であること。
まずは「今日の最低ライン」という「優しい目標」を設定して、今日一日の終わりに「よし、合格！」と自分を褒めてあげてください。
この小さな一歩が、あなたを「楽に、幸せに」生きる道へと導いてくれるはずです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。あなたの心が少しでも軽くなりますように。
また次の記事に心が優しくなる情報を発信しますね(^^)/
